出産レポ☆促進剤スタート~陣痛~出産 [出産]

11:30に促進剤をスタート。
「まだ、すぐには促進剤が体に入ってはこないから、そうやね、30分後くらいには入ってくるかな。それまでゆっくりしててね」とルートを入れてくれた看護師さん退室。

そのままLDRでお腹に監視装置をつけながら寝て待つ・・・

すると、朝から担当してくれていた助産師さん登場。
「促進剤いってても、動けるからね~。もうご飯だから、こっちに座って食べる?」とご飯を持ってきてくれた。

ええっ、この監視装置つけながら動くのか~?と思ってると、その通りで、左手に点滴、腹には監視装置装着で、座ってお昼ごはん。
そのつど、コード類を整理するのがめんどくさいけど、寝ずっぱりじゃなくって良かった[るんるん]

お昼ごはんのメインメニューは鳥の唐揚げだったので、でょっとテンションあがる[グッド(上向き矢印)](唐揚げ大好き)

時間を見るともう12時すぎ。
いよいよ、促進剤が入ってくることで、管内をみると針先あたりに黄色い液体が入ってきている。
今のうちにご飯食べておこうと、食べる。
友達から応援メールがきて返信。
そのうち・・・なんだか・・・いつも通りのお腹の張りはあるけど・・・痛みはなく、ご飯も普通に食べられる。

助産師さんが入ってきて「どう?痛みでてきました?」と聞いてくるけど
「いつものお腹の張りだけで、痛みは・・・ないです。」といいつつ、監視装置をみると、富士山の形をした波形がバンバンでている。
それを見ながら「これって、陣痛なんでしょうか?私、痛みに鈍いのかなぁ・・・」とつぶやくと
「大丈夫。ご飯食べながら産む人なんていないから(笑)」と助産師さん。
「促進剤を使っても陣痛つくまでに3時間かかることもあるから。なんかCDでもかけましょうか」とCDをかけてくれる。
LDRでCDが聞けたのか・・・と、旦那君に電話して、お腹の坊やの好きなベトベンを持ってきてもらうことに。
そのうち、先生も入ってきて、「あ、まだご飯食べれてるんやね。ご飯終わったら、ドンドン(点滴を)あげていって」と助産師さんに指示をしていく。

スタート時の点滴速度は30ml/H

しかし、、、まだ食べているにも関わらず、らちがあかないと思った?助産師さん40ml/Hにあげる。

13時前に早退してきた旦那君LDRに到着。
さすがに、お腹の張りの波がきつくなってきて、ご飯全部食べれず、残す。
「もったいないから、旦那さん食べます?」と助産師さん。
残さず、旦那君食べる。

その間、もってきたCDをかけて、アロマ(ラベンダー)をたいてくれる。


座っていると、陣痛の波と同時に、胎児心音がガクンとさがるらしく、先生が「四つんばいに」の指示を出していく。
助産師さんに促されて、ベッドの上でクッションを抱えて四つんばいの姿勢に。
食後すぐだからこれがまた。。。苦しい(笑)
唐揚げでちゃうんじゃないか?みたいな。

このあたりから、ぐぐーーーっと内から押される感じの陣痛が到来。
でも、まだへっちゃらで、波がひくと普通に笑ってられる。
陣痛ってこんなもんか~と思っていました。
でも、気持ちが悪いのが、破水させているから、陣痛が来るたびに、羊水とかがドバドバでてくるのがわかること。
デッカイお座布団パットをつけているけど、気持ち悪いのは気持ち悪い。

時々、仰向けになって、助産師さんがパットを交換してくれる。

で、そうこうしているうちに、陣痛のドカーーーンと押される波がきつくなってきて、
「フーーーーフーーーー」言って逃すだけでは収まらなくなってくる。
「フーフーぐおっっ」て気張りたくなる感じ。
助産師さんも、腰あたりを押したり、マッサージしてくれて、方法を旦那にも教えている。
助産師さんと旦那が交代でマッサージしてくれる。

最初はいきみを我慢していたけど、ちょっと限界。
助産師さんに、「きばっちゃいたくなって、我慢できません」と言うと子宮口チェック。
8cm強開いているらしいので、きばりたくなるのも仕方ない段階に入ってきたとのこと。
四つんばいではキツイので、陣痛椅子?のユラユラに座らせてくれ、肛門にレンジで温めた、温かい固めのクッションをあててくれる。
テニスボールだとか、ゴルフボールを当ててくれという余裕はなし。
このホットクッションで十分。
しかし、陣痛の波がきつくなるとこのユラユラ椅子もキツイ。
踏ん張って波を受け止めたいのに、椅子が揺れるのでつま先で踏ん張る[あせあせ(飛び散る汗)]
もういきむのを我慢するのが限界~~!ってことで訴えると、少しずつきばってもいいとのこと[決定]
「どれくらいいきんでるか、見るから、いきんでみて~うん。それくらいなら大丈夫いきんでもいいよ」と許可がでる。
それと当時に、押さえるところは肛門プッシュに変更。
助産師さんがまた、旦那君にそれとなく教えて、交代で押してくれる。

子宮口チェックすると全開に近いかな・・ということで、「最後のトイレに行きましょう」と促される。

うっそ~この状況でトイレとかどうでもいいし!なくらい、陣痛の波は頻繁にきていて、このいきみを歩きながらどう逃すねん!!!ときれそうになる。
「ちょっと待ってください」といってベッドの上で起き上がって、波がきたら助産師さんに掴まって思いっきり抱きつく(すみません・・・でもなにかにしがみつかないと耐えられないのですよ!!)
「スリッパは??」とか聞かれたけど
「いいです」といって、そのままLDRのトイレへ。
トイレに座っても陣痛の波はドコドコ押し寄せるので、おしっこどころじゃない。
結局でたのかすら覚えていない。
また、助産師さんにしがみつきながら、ベッド戻る。


赤ちゃんの頭がちょっと傾いてるとのことで、またしても四つんばいに。
このころ、もう全身汗だく。
陣痛って痛いのだろうけど、痛みっていうよりは、ドカーーンと押される波を全身で受け止めるので体力をつかう。
その体力を、1分ごとに使ってるって感じでしょうか。
とめどなくくる陣痛の波、迫りくる体力の限界との闘い。
一回だけ弱音を吐いたのが「一回だけ休憩したいです」って言葉。
助産師さんは笑って、「お産に休憩はないよ~」と言いながら、ドコドコ点滴速度をあげている。(しっかりみている私。それとめてくれたら、休めるんちゃうん?とか思ってた(笑)

三時半頃だったかな・・・(ちょっとあやふや)
子宮口も全開になったので、「お産の準備をしなきゃ」といって、助産師さんバタバタしだす。
そのあいだ、旦那君に肛門を押してもらい、お茶で口をしめらせるの繰り返し。
仰向けに寝ると腰が痛いと朝言っていたのを覚えていた、助産師さんは横向けでいいから、いきんでいこう!といい体勢を整えてくれる。

側臥位でいきむのって聞いたことない・・・とか思いながらも、もう、我慢しなくていいので、どんどんいきむ。
このあたりは、もう痛みは全然なく、押されるがままに自分もその「波」にあわせていきんでいく。
はじめて行ったスノボは、全身筋肉痛になったけど、あれの数十倍の全身の筋肉を使いました。
「あと1時間くらいで生まれますか・・・」と陣痛の合間に聞くと
「う~~ん。あと2時間くらいはかかるかなぁ」との返答にガッカリ。
ま、ガッカリしている暇もなく、陣痛の波は1分どころか30秒くらいで押し寄せてくる。
なのに、まだ点滴速度を上げ続ける助産師さん。

そのうち、先生がやってきて、胎児の位置確認。
OKとのことで、今度は、足台を準備され、いつもの内診の体勢になって、またいきみ開始。
いきみと同時に、肛門をおさえ、胎児がうまくおりてきやすいように?膣の入り口をググっと下の方に引っ張って誘導してくれる。
それでも、なかなか降りてこないベビー。
「おしっこたまってるのかな。。。導尿してもいいですか?」と聞かれ
「はい、どうぞ」ともうおまかせ。
導尿の効果もなく、なかなか降りてこないベビーさん。

「このままだったら、吸引っていう方法もあるけど・・・」と言われ、
吸引か~~~。母子手帳の欄に吸引に〇されるのやだな~とか考える。
このへん、もうヘトヘトのダクダクなんだけど、意外と冷静。
横向けから仰向けになったので、監視装置もよく見えるし、波の強さが数値であらわされているのを見ながら、さ~そろそろ息吸っていきむか・・と考えていきんでいる。

そうすると、先生登場。
やった~先生が来たってことは、終わりが近づいている!!!と心躍る。
とにかく、しんどくても、出してしまわないことには終わらないので、弱音吐いてる場合じゃない。
助産師さんも先生もガウンに着替え、消毒。
「赤ちゃんが出てきやすいように、出口を少し切りますね」と会陰切開の合図。
「ハイ」と答える。
「麻酔しますね」と注射針が4~5箇所チクチク。
歯医者さんで歯茎に麻酔される感覚と似ている。
陣痛の痛みで麻酔の痛みなんてわからない!という人もいましたが、私はしっかり痛み感じました。
(それほど痛くはないですけどね)
で、そのあと、陣痛の波と同時に「ビビビッ」と切開。
2回にわけて切られたような感覚でした。
切られるというよりは、破れるっていうような感覚。
カッターナイフで洋服を切るような感じ?ビリビリみたいな。
もちろん、痛みはばっちり感じました(我慢できない痛みではないです)

さ~いよいよか??
ベビーがなんか、変なところに挟まってきているような感触はあるけど、出口間近という感覚ではない。
モニターをみながら、深呼吸して、30秒ほどいきんで「上手上手!」と褒められるのに、出てこない。
我ながら、なんて息が長いんだ・・・と惚れ惚れするいきみっぷりなのに!!
学生時代、吹奏楽部だったので、肺活量ガッツリあるんだわ・・・とか余裕で考えていました。

これ以上長引かすのも・・・と思ったのか?とうとう、先生が「お腹を押しますね」と陣痛にあわせて押し出した!!
グイっと先生が二押しすると、ドカン!!と頭が出ました~~☆

あわわわわわwww
オマタにベビーの首が挟まってるよ!!
大変大変!!
窒息しない???とかいう心配はよそに


「頭がでましたよ~次で生まれますからね!」と先生。
「ハイ!早く次の陣痛~~(来て~)」とイライラしながら、監視装置を眺める私。

しばらくして、次の陣痛到来。
よっしゃ!!と陣痛の波30くらいから(陣痛の波の数値は0~99であらわされます)深呼吸して、思いっきりいきみ、先生も手助けしてくれて、バタバタバタ!!と大きな魚がオマタで暴れた!というような感触を感じ、か細い産声をあげながら、ベビーが生まれました!

「生まれましたよ~ハイ!お父さん、お母さんの胸を開けてあげて(服を開ける)」と言われ、二人で服のボタンを外し、胸にベビーちゃん抱っこ☆
はじめて見るわが子!
本当に人間だったんだ!
人間の赤ちゃんが、本当に私のお腹の中にいたんだ!と今更ながらに実感。

しかも~~~生まれてすぐなのに、ぱっちりお眼目開いてるよ~~~。こっち見てるよ~~~。
と感動しつつも

第一声目は

「お前やったんか~なかなか出てこんと~~~もう~~~」と言ってしまいました。テヘ。

旦那君がへその緒をきって、先生が鼻から吸引して(私の胸の上で)よくよく見るとなんてかわいいのwww
と、ビックリするほどのかわいさにメロメロ。

旦那君と「この子、めっちゃかわいくない?めっちゃかわいい~~かわいいわ~~~」を連発。
これだけかわいかったら、可愛がるほかないやろ!!って自分でも納得する可愛さ。
これが母性本能ってヤツなんでしょうか。
ベビーがこんなに可愛いとは思ってもみなく、なんでお腹に居る時、もっと可愛がってあげなかったんだろう~なんて思ってました。
(見たこともないわが子の存在が漠然としすぎていたので、実感がなかなか・・・わかなかったんですよねぇ。妊娠中は。可愛がりすぎて、もし無事に生まれてこなかった時の事とか、悪いほうへばかりも考えていました)


その後、ベビーちゃんは、体重測定やら、アプガースコアの判定やらで隣の部屋へ。
その間、いつの間にか胎盤はでていて(いつ出たのか気づかなかった)いよいよ、切開部の縫合~。
膣壁裂傷などがないかを先生がチェックしてから、縫合開始。
う~~~ん。
これも、チクチクと縫われている感覚はバッチリありましたね。
一回だけ、「イテっ」って言いましたが、あとは神経をベビーの方に向けて、縫合の方へは気をとられないようにしていました。


生まれた時間は17時58分。
分娩所要時間は5時間半。
出血は220ml。
ベビーちゃんは3150グラム!

おお~予想よりも小さかった~良かった良かった、これ以上でかかったらどうなっていたか・・・と思っていたら、
「ベビーちゃん標準より、頭が大きかったからなかなか出てこなかったんやねぇ~」と助産師さん。
標準より2センチも大きかったらしいっす^^;
「お産の時間は超がつくほど安産。でも、開いてからは初産婦さん並みの進み具合やったね」とのことでした。

日勤だった、助産師さんは、私のために残業してくださっていて、「すみません、遅くなってしまいましたね。日勤だったのに・・・」と言うと
「いいのいいの。私が残るって決めたんだから。」と。

その後、「叫ばなかったね~」と言われたけど、
「いや。。。しんどくて、失礼な態度とってたのすみません」と謝る。
陣痛時、がっつり、しがみついて、痛かっただろうに・・・
体勢変えようと言われるたび、「ちょっと待って」と自分ペースでやってたのが申し訳なくて・・・。
助産師さんって、子宮口のチェック位にしか、登場しないと思っていたのに、本当にべったり私一人にかかりっきりになってくれていたので、そのお礼も言うと
「いえいえ・・・旦那さんと交代で、ほとんど頼みきってたよ」といわれたけど、全然そんなことないし!
何回、ホットクッションをチンしにいってくれていたか、私は知っている。
どれだけ、マッサージしてくれて、肛門をガツガツ押し返してくれていたか私は知っている。
しんどくて、端からみるとパニックっぽい時でも、ちゃんと覚えているもんです。
感謝感謝。
この助産師さんで本当に良かった。

で、記念の写真撮影をしてもらって、夜勤の助産師さんと交代。



続く・・・

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みゅう

なかなか陣痛が来なくて心配だったけど、5時間の超安産。
いい子ですね~♪
旦那様も立ち会ってくれて、良かった。
やっぱり自分の子に勝る可愛さはないんでしょうね。
私なんて今から親バカだから・・・・産まれたらどうなっちゃうんだろう~
反対に、「えっもっと可愛いと思ってた≧_≦」とか思うかも^^;

自分の分娩を考えるとドキドキしちゃうけど、
ばっちり参考にさせてもらいま~す。
by みゅう (2011-09-18 21:45) 

みゃあ

♪みゅうさん
時間的には安産なんですよね~。
すっごい体力使いましたけど^^;
死にそうな崖を全身全霊使って登った感じです(笑)

そうそう。
結局、立会いになってました。
しかも、生まれるところ、全然隠されず、ガン見の状態でした・・・。
えーーーーーーみたいな(笑)

今から親バカちゃんだと、生まれるともっともっと可愛いですよ!
絶対!
この私がこれほど溺愛できたほどだもん~~☆

みゅうさんの分娩も楽しみですね~☆
by みゃあ (2011-09-28 15:16) 

NO NAME

3200弱~
小さめな赤ちゃんでしたね。おめでとうございます。
わたしのまわりはみんな3500超えですよ。
by NO NAME (2012-09-26 11:05) 

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